手を変え品を変えるのが料理ではない。季節の材料を選び、日々とどこおりなく、心をこめて作ることの大切さ。そして年中行事を商売の色にそめず、年ごと同じものを作りつづけることが、人の心に与えるやさしさ。春夏秋冬、季節ごとの恵み香り立つ料理随筆。現代に蔓延する「面倒くさい病」を防ぎ、日々のあたりまえの食事を手で生み出す呼吸を格調ある文章で綴る。
目次
春の章(行事によせて
摘み草 ほか)
夏の章(よく観ることで
さずかりもの ほか)
秋の章(初秋のたのしみ
よすがとしての行事食 ほか)
冬の章(牡蛎のこと
慣れをいましめて ほか)
調味料の章(調味料ということ
味噌のこと ほか)
対談の章 足立大進/辰巳芳子
(※版元Webサイトより)
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著者・編者 辰巳芳子
出版者 筑摩書房
出版年 2002年5月
文庫判 / 285ページ