ありふれていない食の楽しさを叫ぶ
すべての幸福は食から始まる。世界一のレストランの殺気に満ちた食事に、味に表情がある学食のカレー。平和なフルーツサンド界を脅かす圧倒的存在や、想像力を逞しくさせる嫌いな味。スーパーマーケットの目を引く陳列に、真剣勝負のメニューなど、愛と希望と欲に満ちた、ミレニアル世代の傑作味覚エッセイ。解説・三浦哲哉
担当編集者より
フードシーンを活気づけてやまない、著者のデビュー作が文春文庫に登場です。
食の一瞬のきらめきを鮮やかな言語感覚で切りとった本作。
この言語感覚を磨くために著者がしているのは、食をキャラ立ちさせ、食べた証拠品は必ず持ち帰り(ショップカードや骨(!)など)、食に集中するために孤食を愛するのだとか。
世界一のレストランの活気に満ちた食事に、味に表情があるという学食のカレー。平和なフルーツサンド界を脅かす圧倒的な存在や想像力を逞しくさせる嫌いな味。スーパーの目を引く陳列から真剣勝負のメニューなど、愛と希望と欲に満ち、そして孤独な誰かに寄り添うエッセイです。
(※版元Webサイトより)
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著者・編者 平野紗季子
出版者 文藝春秋
出版年 2022年5月
文庫判 / 208ページ